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体が縮こまり
頬が切れそうな寒い冬の日には
アツアツの白いシチューが似合う
テレビの宣伝の刷り込みなのかしら?
思い切り戦略にはまりながらも
こんな凍て付くような寒い日には
シチューを作る
白菜としめじとたまねぎ
ひたひたの水気で蒸し煮にして
野菜のブイヨンと豆乳を入れて
沸騰させずにとろ火にかける
火からおろしバターを一切れのせ
ポットカヴァーをかけて余熱で調理
食べる前に
お好みでパルメジャーノをかけていただきます
白菜の水気が利いて
重くなりすぎないシチュー
インドから届いた
首を長くして待ちわびた
トゥールダールとタマリンド
一番好物の
インド家庭料理
トゥール豆を使ったスープ
サンバル
季節の野菜をタマリンドスープでじっくり煮る
別に圧力で炊いておいた
トゥールダールのマッシュを注いで
スパイスで香りをつけたオイルを落とす
今日の野菜は
北海道の友人から届いた有機じゃがいもと
草津温泉の旅路で買った新鮮なパプリカ
そしてブロッコリー
大量のコリアンダーを使って
マサラをきかせる
さらさらのスープカレーは
食欲をそそる
あっというまに大きなスープボールの
底が見えた
師走でもないのに
一人バタバタと忙しい日々にも
スープは強い味方
昨日は親知らずの抜歯をして
固形物を食べる気になれず
家にある残り野菜をなんでも放りこんで
圧力にかけただけ
それでも幸せな味がする
スープの包容力には感服
どんなものでも受容して
幸せに変えていけるスープは
地球を救うかもしれない(笑)
レタス、セロリを中心に残り野菜を圧力で炊いて
野菜コンソメとトマトだけの味付け
酸味がほんのり利いてみずみずしいスープ
ごろごろと鍋に転がるもの
この寒空に衣をはがれた
無花果の実
インドではアンジールと呼ばれてる
熟した実は
ナイフでとんがりを切って
そのまま引っ張るとするっと剥ける
暖房であたたまった部屋で
ぬくぬくとひとつひとつ皮を剥く作業も
なんだか冬らしくて
正月前の御節の支度をする母の姿を思い出す
鍋底が焦げ付かない程度に湿らせて
火をつけてとろ火でコトコト
無花果の果汁で
鍋が満たされる
ゆずの果汁と香り付けのピール
自然の甘みで
寒空に冷えた体も心も
暖まる
今日はちょっと番外編
甘いスープもなかなかいいものです