2009年11月18日水曜日

白菜としめじの豆乳シチュー



体が縮こまり

頬が切れそうな寒い冬の日には

アツアツの白いシチューが似合う

テレビの宣伝の刷り込みなのかしら?


思い切り戦略にはまりながらも

こんな凍て付くような寒い日には

シチューを作る


白菜としめじとたまねぎ

ひたひたの水気で蒸し煮にして

野菜のブイヨンと豆乳を入れて

沸騰させずにとろ火にかける

火からおろしバターを一切れのせ

ポットカヴァーをかけて余熱で調理


食べる前に

お好みでパルメジャーノをかけていただきます

白菜の水気が利いて

重くなりすぎないシチュー






2009年11月17日火曜日

ゴロゴロ野菜のサンバル



インドから届いた

首を長くして待ちわびた

トゥールダールとタマリンド

一番好物の

インド家庭料理

トゥール豆を使ったスープ

サンバル



季節の野菜をタマリンドスープでじっくり煮る

別に圧力で炊いておいた

トゥールダールのマッシュを注いで

スパイスで香りをつけたオイルを落とす


今日の野菜は

北海道の友人から届いた有機じゃがいもと

草津温泉の旅路で買った新鮮なパプリカ

そしてブロッコリー


大量のコリアンダーを使って

マサラをきかせる

さらさらのスープカレーは

食欲をそそる

あっというまに大きなスープボールの

底が見えた




2009年11月12日木曜日

残り野菜のトマトスープ


師走でもないのに

一人バタバタと忙しい日々にも

スープは強い味方

昨日は親知らずの抜歯をして

固形物を食べる気になれず

家にある残り野菜をなんでも放りこんで

圧力にかけただけ

それでも幸せな味がする

スープの包容力には感服

どんなものでも受容して

幸せに変えていけるスープは

地球を救うかもしれない(笑)


レタス、セロリを中心に残り野菜を圧力で炊いて

野菜コンソメとトマトだけの味付け

酸味がほんのり利いてみずみずしいスープ



2009年11月4日水曜日

無花果と柚子のコンポート


ごろごろと鍋に転がるもの

この寒空に衣をはがれた

無花果の実

インドではアンジールと呼ばれてる

熟した実は

ナイフでとんがりを切って

そのまま引っ張るとするっと剥ける

暖房であたたまった部屋で

ぬくぬくとひとつひとつ皮を剥く作業も

なんだか冬らしくて

正月前の御節の支度をする母の姿を思い出す






鍋底が焦げ付かない程度に湿らせて

火をつけてとろ火でコトコト

無花果の果汁で

鍋が満たされる

ゆずの果汁と香り付けのピール

自然の甘みで

寒空に冷えた体も心も

暖まる



今日はちょっと番外編

甘いスープもなかなかいいものです